偽りの愛に終止符を

政略結婚で嫁いだ侯爵家で、夫からも家族からも見向きもされず、やがて「役立たず」として離縁された元公爵令嬢・エリシア。
実家に戻ることすら許されず、馬車ごと消えた彼女は、父と姉によって閉じ込められ、罪をなすりつけられ、全てを奪われていく。
心を支えてくれた侍女・ミラーの死さえも姉の口から告げられ、絶望の底へ落ちたエリシアに、ただ一人手を差し伸べたのは、見知らぬ女性メイドだった。
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